ウェンガー携帯ソーラーチャージャーで最高の節電の夏を


[ワールドビジネスサテライト トレたま(2012/8/1)で紹介]

Wengerポータブルソーラーチャージャー

8月に入ってからも暑いですね。そして同時に、節電の夏がやって来ました。

今年も昨年同様、個人個人で節電に協力していき、国全体で消費電力を増やしていきたいです。みんなの節電は発電所をひとつ建てるようなもので、節電と発電は同じだけの価値がありますから。

といったところで、エアコンの設定温度を高くしたり、扇風機だけで頑張って過ごしたりというくらいの節電は思い浮かびますが、他に節電できることって?

と思われたかたに朗報かもしれません。おなじみワールドビジネスサテライトのトレたまで紹介されたのは、アウトドア用品キャンプ用品のウェンガーが発売したポータブル・ソーラー・チャージャーです。

登山やキャンプでも電気は必要な時代に自然の恵み

自然との共存を楽しむような登山やキャンプでも、より安全性や快適性を求めるなら電気は必要不可欠です。GPSや携帯電話、キンドル、無線機器、カメラ、ライト、電気湯沸し、などなど電気が必要な機器はたくさんあります。キャンプ中でもキンドルやゲームは手放せないというかたもいるかもしれません。

Wenger|Portable Solar Chargers

Wenger|Portable Solar Chargersより画像引用

こんな時にあると助かるのが太陽光で電気を発電する携帯ソーラーチャージャーです。何しろ、登山の山でもキャンプでも太陽光だけはお腹を壊すくらいたくさん得られますから。

ウェンガージャパンが販売するこの新型ソーラーチャージャーには、太陽光発電パネルが6枚のソーラーチャージャープロ [WS6001](695g)と4枚のソーラーチャージャートップ [WS4001](496g)の2種類があり、スマホを3.5回分充電できるほどの電力容量(5000mAh)があります。

折りたたむとA4サイズくらいになるようなので、そんなにかさばるわけでもなく、そんなに小さいのに、付属バッテリーはプロで5時間、トップで6時間45分でフル充電できるそうです。

昨年の震災時などにこういった製品があれば、随分救われる人もいたかもしれませんね。現代では情報に触れられないとパニックになる人もいますので、せめて携帯だけでもいつも使える状態になっていると心強いです。(携帯キャリアにも電波を飛ばしてもらわないとダメですが。)

そしてこのモバイルバッテリーというのは、何も山の中だけで使うものでもないと思います。

広がるスマホ、タブレットと革命の起きない電池技術

これだけ世の中に携帯端末が普及する時代がくるとは思っていませんでした。今やスマホ比率はうなぎのぼりですし、タブレットもどんどん普及しています。携帯2台持ちの人も違和感はなくなり、ビジネスマンはみんなモバイルルーターを持ち歩きます。

さらにはゲーマーの人はDSやPSPやVitaも手放せませんし、本を読むのも電子書籍リーダーになりそうです。女性はつけ爪を外出先でお手入れするためのモバイルのジェルネイル硬化用の携帯UVライトを持ち歩いたりもします。

発達しない電池技術

しかし、こんな時代にもかかわらず、やっぱりモバイル製品のバッテリーの持ちは・・・残念なくらいです。毎年スマホの性能も上がって消費電力量も増えているのかもしれませんが、世の中の発展の中でバッテリーだけは、スゴイ!!と思える進歩が無いような気がします。

こんな時代だからこそ、USBなどで充電できるような小型のガジェットはソーラーチャージャーで充電できるのではないでしょうか?毎日毎日使うデジタルガジェットこそ、太陽のめぐみでエコに充電するスタイリッシュな生き方もありそうです。

shinji_w’s Photo by Flickr

FOMA ecoソーラーパネル 外出先でも、「ちょっと充電してくるわ!」と同僚に声をかけて、公園でさっと携帯ソーラーチャージャーを広げる…なんと優雅な生き方でしょう!(だんだん現実逃避してきましたかね。。)

最近では家庭の納屋にソーラーバネルで太陽光発電のオール電化生活というお宅も増えています。しかし、それよりも、日本人みんなが一人に一個携帯ソーラーバネルを持つとどうなるでしょう?

仮に1ワットの発電ができるとしたら、1億2千万人がお昼にさっとソーラーチャージャーパネルを広げれば、お昼に1億ワット以上の電力を発電できる計算になります。ただ、ボクはよく電力の仕組みも分からず単に掛け算してみただけで、不安でいっぱいの解になりましたが。。

とにかく、個人でできる節電が、「節電だけ」から超小規模ですが「発電」も選択肢に入る時代に来たということですね。

みんなで始めよう。モバイルからの電力自給自足生活

今回ご紹介のWENGER社のソーラーチャージャーシリーズは30,000円〜とちょっと心をおられる金額ですので、気軽にスマホ充電に挑めるものではないですが、最近は格安でモバイルのソーラーチャージャーが多数発売されています。そして、結構流行り始めてきています。

格安ソーラーチャージャーモバイルバッテリー

ソーラー発電機能はイマイチなものの、小型軽量なので、モバイルバッテリーとしてカバンに忍ばせておく用途で皆さん使われているのがこの格安携帯ソーラーチャージャーです。

ただ、これらの製品の発電機能はおまけ的なレベルで、日向に2日置いてフル充電の半分くらいの充電というのが実際のところだと思っておいたほうが良いです。基本的にはコンセントからの充電を併用する形になってしまい、よほど我慢強く充電できる方でなければエコ充電にはならなそうです。

現実的に実用性のある携帯ソーラーチャージャー

ということで、本格手に実用できるソーラーチャージャーを考えると8000円代くらいからになります。この価格帯の製品ですと、iPhoneが4時間でフル充電できたなどの報告もあり、毎日携帯端末を充電するという用途でも十分利用できます。

また、外出先の緊急時などでも十分使えるので、ビジネスマンの強い味方になりそうです。ノマドワーカーは電源のある席が取れなかったら、次の選択肢として窓際の席に座るのもアリになりますね。

NOMAD7 GZ-12301はリュックにぶら下げて背中で充電したり、ビジネスバッグの側面にかけて充電したりできるフックなどが付いていて、太陽の下で移動するときに充電がしやすい親切設計になっていたり、製品を折りたたんで中にスマホを入れるポケットがあったり、製品名の通りノマド用途をよく考えられています。

パワーフィルム(PowerFilm)のAA SOLAR CHARGERは、ガジェット好きから評価の高い製品です。折りたたむと財布くらいのサイズに成り持ち運びがしやすいのが強みですね。エネループ4本を約6時間40分でフル充電できます。(どうも米軍も正式採用しているという噂もあります。。)

いつでもどこでも太陽があれば充電できるというすがすがしさと、エコや脱原発に貢献しているという心意気をもち、ぜひ導入してみてはいかがでしょうか?高頻度で長く使えば電気代分でペイできるかもしれませんし。



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