逆採用のJOBRASSは就活を変えるか?企業が積極的に人材を採りにいく時代


[メディ速独自記事]

「就活」。語弊を恐れずに言うと、この就活という言葉が、何だか嫌な響きに聞こえるようになってきました。

JOBRASS新卒採用2014

確実に、良いイメージを持つ言葉では無くなってきています。リクルートスーツや就活本により、学生の個性はどんどん失われていくのではないでしょうか。

大手企業がつくった就活の構造を破壊しようと挑戦し続けるベンチャー企業も多く出てきていますが、まだまだ今の流れは続きそうです。

しかし、今の就活の構造を完全に破壊するとまではいかないまでも、不合理性を解消するようなサービスが最近話題となっています。その名も『JOBRASS』。人材サービス会社AiDEMによる、相互マッチング型就職支援サイトです。

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どんなサービスなのか

『JOBRASS』を利用する学生は・・・

  1. 学生の『JOBRASS』登録
  2. 企業からの選考オファー(もちろん学生が気になった企業に応募することも可能)
  3. 選考
  4. 内定

という流れを経験する予定です。

今までの就活ナビサイトが、「学生から企業にエントリーし、選考される」ものであったのに対して『JOBRASS』は、「プロフィールを設定し、企業からの選考オファーを待つ」という構造になっています。

現在の就活では、企業も学生もお互いをしっかりと判断することが出来ず、誤解したまま就職してしまう可能性が非常に高く、双方にとって危険性が高いのです。もっとも、昔と比べれば非常に便利で、今の仕組みがいきなり無くなるとなると、かなりの混乱が予想されますが・・・・・・。

『JOBRASS』自体は「今までの就活スタイルを変える」と謳っていますが、おそらくまだ『JOBRASS』の仕組みが主流となることはないでしょう。

ですが、今までの就活ナビサイトと併用することにより、単純にチャンスが増えるだけでなく、予想していなかった企業との出会いが創出されることもあると思われます。いきなり海外のような就活の構造にしてしまうのは現実的ではありませんし、学生も企業も対応出来ません。

『JOBRASS』のような、今の就活の構造の流れを踏襲した、もしくは活かすようなサービスならば、情報に敏感な学生から挑戦し、上手くマッチングする事例が少しづつ増えていくでしょう。

さいごに。

「就活」という社会問題を解決するために、仕組みを破壊することに目を向けるのも良いですが、現在の仕組みの中から不合理性をいかに解消していくかに目を向ける方が、案外より素晴らしい就活をつくりあげられる近道かもしれません。

相互マッチング型就職支援サイト『JOBRASS』、あなたはどう思いますか? 就活生のみなさんは、とりあえず登録してみて、「合わない」と思ったらすぐ切り替えて別の方法も試していきましょう。

今までの就活との違い | JOBRASS 新卒 2014



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